吹雪大樹 写真展「太陽系の最果てにあるという雲」

東京・四谷のCROSSROAD GALLERYで開催されている、吹雪大樹さんの写真展を拝見してきました。

吹雪さんは映像作家・写真家として国内外で活動するとともに、大阪・南船場でギャラリー・アビィの運営、世界最大級のHOLGA写真サークル「HOLGA会」主宰としても活躍しています。

233写真部SNSに早い段階でメンバー登録してくれた233写真部員でもあり、世田谷233「Gallery233 × 写ルンです」プロジェクトにも名を連ねる、私たちとの関わりも深い作家さんです。

 

吹雪大樹さん

"太陽系の最果てに雲があるという。まだ誰も見たことはないが、必ずそこにあると信じられている。

今その雲へ探査機ボイジャー1号が時速6万kmの速さで向かっている。しかし辿り着くのは300年後。そこに何があるのか?何も無いのか?私たちが知る事はできないだろう。

この数十枚かの写真もそんなものだ。誰かに届く確証もなく、しかしそこへ向けて、すでに放たれている。"

- プレスリリースより -

「太陽系の最果てにあるという雲」は吹雪さんの新作。デジタルカメラで撮影した写真をパソコンで1:2の横長フォーマットのモノクロに統一した作品群です。

階調を残しながらギリギリまで濃度を高くしたモノクロ写真に目を凝らすと、何かが見えてくるような、でもまだ何か見えないものがあるという、ちょっと不思議な感覚になってきます。

試行錯誤したという抑え気味のライティングも効果的で、間違いなくそこにあるにもかかわらず鮮明に姿を見せない、どこか手の届かないような感覚を醸し出しています。

PDF化したデータをコンビニで出力したという斬新なプリントがならぶ、必見の展示です。

吹雪大樹さん

吹雪大樹 写真展「太陽系の最果てにあるという雲」

2016年4月14日(木) - 5月1日(日)
CROSSLOAD GALLERY
12:00 - 19:00 (最終日17:00、月、火、水曜 休廊)
東京都新宿区四谷4-28 吉岡ビル5階

モノクロトナープリント 32点